お部屋探しをされている客様からゴキブリが出ない部屋が良いです。とたまに言われます。
正直必ずお約束は不可能なので可能な限り出ないお部屋を紹介します。
今のところ条件をほぼ厳守したお客様からはクレームは出ておりませんが
経済的理由で条件を満たせなかったお客様からはダメだったと報告を受けることがあります…ごめんなさい。
この記事では、ゴキブリが出にくい物件の条件と探し方、ゴキブリが出やすくなる条件、ゴキブリが出た場合の個人でできる対処法、苦情業者に依頼する場合の注意点をお伝えいたします。
目次
姫路でゴキブリが出にくい物件の条件と探し方
こちらは私のお客様でたまたま殺虫剤・防虫剤を作る企業に勤めて日夜ゴキブリの研究をされている方がいらっしゃったのでお客様の参考にするべく質問攻めにしたことがありました。
その結果お聞きしたことを元不動産営業としてまとめました。
①築が浅い高気密な住宅
近年の新築住宅は非常に高気密な住宅が増えておりますのでゴキブリの侵入経路となる隙間が少ないのでやはり事例として少ないようです。
ただしそれでも侵入する確率が減るだけで玄関の扉の下部の隙間、サッシの隙間、排水溝やエアコンのドレンホースからなど侵入してくる例はあるそうです。
私も新築で何度か遭遇したことがあります。奴ら通水してないと排水つたって上がってくるそうです。
ですのでどうしてもゴキブリを見たくないという方はお家賃は高くなりますが、築年数が古い物件ほど気密性は低いので地区の新しい物件を選ぶようにしましょう。
②高層階の部屋
またマンション等の高層階についても比較的に出にくいと言われます。
実際にオウチーノ さんが2013年ニ首都圏で行った【株式会社オウチーノ「住居内の「虫トラブル」実態調査】によると1~5階に比べ、6階階以上から目撃例が減ったそうです。
私自身お客様に勧める際は5階以上を勧めておりました。
ちなみに姫路市の場合は、姫路城の影響で高さ制限等がある地域が多いので6階以上のお部屋は数がかなり減ってしまいますので
物件がかなり限定されるかもしれませんね。
③近くに飲食店等がお店が少ない
飲食店がテナントとして入ってるマンションに住んだことがるのですが
ゴキブリには非常に悩まされました。対策前は、ゴキブリホイホイに20匹以上引っ掛かりました…
とある業務用のゴキブリ駆除剤を利用したところ1年以上出なくなりましたが…
そのほかコンビニなども温かさ等を求めて近づいてきやすいようなので
少しでもゴキブリとの遭遇確率を減らすには、便利さを捨てる必要がありそうですね。
④共有部が綺麗、周辺にゴミ屋敷がない
アパート・マンションの場合は、共有部分が綺麗がどうかは非常に重要です。
住民が好きな時間にゴミを出したり、ごみのルールを守らない人が多いところなどは最悪で
発生率が非常に高まります。
お部屋探しの際は共用部が綺麗かどうかとゴミを守ってないと思われる文書が掲示板にないか確認しましょう。
ゴキブリの好む環境・生態
①ゴキブリの好む環境
ゴキブリは高温多湿な環境を好むので、風遠しが悪く、日当たりが良くない物件のほうが出やすく冬場でも暖房暖房等で20度以上になっていると越冬できると言われています。幼虫は夏場を中心に育ちやすく、大部分は厳冬期までに死にますが、一部は生き残り、翌年、産卵します。部屋が汚くしていたり、ダンボールを貯めていると産卵し繁殖される可能性が高まります。また近年だと電化製品が多い家は、ゴキブリにとっても温かく過ごしやすいので無駄な家電製品は使わないようにするべきでしょう。
②ゴキブリの生態
ゴキブリ、夜行性で暗くて狭いところを好みますので人間が寝静まった深夜の活動が増えます。テレビや電化製品内に住むことがあり、雑食性なので水やちょっとした食べ物があれば生存可能で仲間の糞ですら餌になるそうです。また繁殖能力が非常に高く、日本でよくみられるクロゴキブリのメスは一回の産卵で25匹前後産卵し、それを死ぬまでに約15回~20回繰り返すそう約500匹近く産卵します。
一度中で住まいの中で繁殖されてしまうと駆除してもきりがないことがわかります。
ゴキブリが出た際、個人でできる対処法
①自分で駆除する
目の前にいる場合は殺虫剤を使うのが効果的です。個人的なおすすめは瞬間冷凍の通常の殺虫剤だと動かなくなるまでに逃げてしまいますが瞬間冷凍のスプレーであれば瞬時に凍らせて動きを止めることが可能です。
殺虫剤等がない場合は、物理攻撃とあとは、洗剤等も効果的で個人的には洗剤で駆除した経験のほうが多いです。まれに殺虫剤で火炎放射器にしたり、袋に隔離して殺虫剤を撒いてから火をつけて駆除される方がいらっしゃるようですがやめましょう。火が付いたまま逃げて火事になるケースを何度も聞いたことがあります。この場合、火災保険も出なくなるので最悪です。
他にも毒餌や駆除薬で長期的に駆除していく方法があり、個人的にはこちらがおすすめで私もプロの業者が使っているという商品を使用した際はしばらく毎日バラバラの死骸が転がってましたが、一種間程で出なくなりました。
私が使ったのはこちら
即効性を求めるのであれば燻煙系のものですが、火災報知器が熱探知ではなく、煙探知の場合は反応する可能性があるのと集合住宅の場合でほかの部屋で魚・鳥・爬虫類・昆虫などを飼っている方がいる場合、影響がでることがありますので注意しましょう。
無煙タイプで火災報知器に藩王しないものはこちら
どの商品も個人的に自宅でも不動産の管理でも実際に使用している愛用品です。
②侵入を予防する。
忌避剤等用いて侵入を予防するか物理的に隙間をなくして侵入を予防する方法があります。
先ほど申し上げた通り、薬剤の場合はペットや植物に影響が出たりしますので影響を抑えるには市販のハーブやアロマなど自然のものを使うこともできます。用意が簡単で安価なものはハッカ油ですね。
ただし、すでに室内に侵入したものは効果が見込めないのと効果が持続しません。
駆除業者に依頼する
どうしても虫が嫌いで対応できないという方は業者を手配しましょう。
姫路市の場合を調べたところ1K、ワンルームの場合は、1万円前後、2LDK前後は3万円前後4LDK以上の戸建てになってくると5万円前後~するそうです。
どこの業者に依頼して良いかわからないかつお急ぎでお困りの方には害虫駆除110番がおすすめです。
害虫駆除110番は全国に加盟店が3300社ある害虫駆除業者で24時間対応しており、対応件数は210万件以上
ゴキブリ以外にも蜂・シロアリ・ムカデ・ノミ・クモなど幅広く対応しております。