部屋を借りたいと思ったら不動産会社に相談する必要がありますが
不動産会社ってどこが良いのかわかりませんよね。
良いお部屋で充実した生活を送るには、良い不動産屋を見つけることが大切です。
今回は、元不動産営業目線で良い不動産会社の見極め方をお伝えします。
目次
不動産屋にも種類がある
不動産会社と言っても実は多くの種類があり、何らかの専門性を有してる不動産屋が多いです。
賃貸・売買・管理と大きく3つに分類されますが
賃貸でも人が住む居住用賃貸が得意な会社や事務所や店舗などの事業用賃貸が得意な会社があります。
売買はさらに細かくなるので割愛するとして管理系の不動産会社でもオーナーさんから物件を預かって管理する会社と
自分でアパートを建てたり、購入したりして家主型の不動産会社もあります。
また、専門というくくりをもたず社内で賃貸・売買・管理と部門ごとに分けている会社もあります。
福崎町で物件を探す場合は、賃貸を専門としている不動産屋かもしくはすべて対応している不動産屋を探すようにしましょう。
情報量に差はあまりない
さて、先ほど賃貸を専門としている不動産屋かすべて対応している不動産屋を探すべきと書きましたが
例えば取り扱う物件数に大手とまちの不動産屋で差はあるでしょうか?
答えは対して変わりません。
大手のほうが資金力があるから情報量が多いであったり、まちの不動産屋のほうが地域に密着しているからと
よく取り扱う物件の数が異なると思って掘り出し物を探して不動産会社を何社か回るお客様が居ますが
不動産屋は基本的にレインズという不動産業者間の物件流通システムを使って物件情報を紹介してますので
出てくる物件の8割9割は同じです。
公開前、登録されてない未公開物件というのもありますが
一般のお客様で探すというのは、コンビニを1件1件回ってしらみつぶしで探すに等しいかと思われます。
それよりも1つの不動産会社の営業と信頼関係を築いて
あなたの希望を伝えた方が間違いなく希望の物件は見つかります。
ホームページが定期的に更新されている
ホームページが存在していることが大前提ですが
そのページが定期的に更新されているかどうかも重要です。
前にお知らせが更新されたのが数年前という不動産会社も多く存在し、福崎町も例外ではありません。
ホームページの更新が止まっている不動産会社は
人手が足りず、業務が追い付いていなかったり
一般のお客さんの対応が少なく、ホームページを見られている意識がありません。
ホームページを見ればどういう分野に強い会社か自然とわかります。
評判が良いからって賃貸で部屋を借りたいのに売買しかしない不動産会社に行っても仕方ありませんよね。
不動産屋を探すときはまず、ホームページを見てどんな会社確認しましょう。
Googleマップ、えきてんなどの口コミが良い
口コミに悪い評判がないというのも大前提です。
しかし、不動産会社の口コミを信用するのは大変危険です。
なぜなら不動産業界には日ごろから多くの悪い口コミを消しますという営業電話や
口コミをサクラを使ってよく見せますよという営業電話が多くかかってきます。
また口コミで高評価を書いてくれたら値引きしますよ。キャッシュバックしますよ。接客するため
良い口コミが書かれがちになります。
これは福崎町も例外ではありません。
駅前の不動産会社の口コミの件数を見てみてください。同じような件数で並んでませんか?
そしてだいたい1回しか口コミがなかったり
1件1件見ると1年以内に東京で歯医者に通い、福岡で探偵を雇い、大阪で美容室を予約して
岡山で家の外壁塗装の見積もりをして、福崎町で部屋を探しているという面白いアカウントを見つけられたりします笑
キャンペーンやサクラを用いて件数を調整してる可能性があります。
良い口コミの店を信用できないなら、どうやって選べばよいかというと2つ方法があります。
1,Googleマップは悪い口コミを確認する。
2.えきてん、Yahooプレイスなど複数の媒体の口コミを確認する。
50件以上口コミがあるならGoogleマップは良い口コミではなく、悪い口コミのほうを確認してみて下さい。
口コミを削除する業者を定期的に依頼していない限り、だいたいその会社の接客が見えてきます。
また、今はあまり使われませんが、えきてんなどの他の口コミサービスを見るのもおすすめです。
スタッフの名前や写真、資格が載っている
何度も別の不動産会社に足を運びたくない。本当に良い不動産屋を見つけたいという慎重な方は
ホームページやSUUMOのポータルサイトにスタッフの名前や顔写真、資格などが載っているかを見て下さい。
不動産業界は人の入れ替わりが激しいです。
1年~3年で不動産会社を渡り歩く人もいますし、入社して1か月で退職なんて珍しい話でありません。
ですのでスタッフ写真に載せてもすぐ辞めてしまうからとスタッフの名前や記載のない会社も多く存在します。
そのためスタッフ紹介のページは大変貴重なんです。
例えば離職率の特に高く、休みが少ない駅前の不動産会社などで多くみられるケースは載ってはいるもののスタッフが若く全員20代。
あと誰も宅地建物取引士の資格を持ってないといった特徴がみられます。
駅前の来客数の多い不動産会社は、従業員に対して宅建を取る暇があるなら
一人でも多くお客さんに連絡しろ。物件を登録しろ。写真を撮れ。とにかく契約させろ。というスタンスです。
そのため物件の情報は多く持っていたりしますが、より深い契約関係の知識は少ない傾向があります。
逆に年齢層が40代以降しかいない会社の場合は、売買がメインだったり、管理関係がメインである可能性があるので
パソコンを多用してフットワーク軽く動く必要がある賃貸は不得意な可能性があります。
免許番号は気にしなくて良い
よく外のサイトでバカの一つ覚えのように免許番号を確認しろとありますが、私はこれに否定的で大した意味はないと考えてます。
確かに不動産会社はコンビニより多いと言われ、5年で8割近くが廃業すると言われているため
5年に1度更新で更新すればするほど数字が増える免許番号は
長く不動産会社を営業している会社として信用できる面はあります。
ただハッキリ言うと免許番号が古い会社は、古くなるほど管理物件は多いですが、物件を探す能力は高くありません。
また、福崎町でずっとで20年やっていた不動産会社が大阪に新店舗を出したら免許は兵庫県知事免許(4)から変わり、国土交通大臣(1)なります。
免許番号は良い不動産会社の指標ではなく、あくまで安定して事業を継続していると考えるための指標として考えてさい。
店舗に電話した時の対応が良い
ホームページや口コミを確認し、この店に問い合わせてみようかという段階で使えるテクニックが”電話”です。
え、電話はあんまり好きではない…面倒…思うかもしれませんが、最も確実で一番信用できる確認手段です。
不動産営業を経験した人間は、ある程度わかるのですが、不動産屋の電話はいくつかパターンがあるんです。
大きく分類するとこんな感じでしょうか?
1,大手や教育の行き届いた不動産会社の丁寧で寄り添ったマニュアル寄りの対応
2,高圧的、タメ口の管理会社等の対応
3,電話指導がされてないダルそうな声が伝わる対応
1は名前の聞いたことある大手が多く、リピート客の接客頻度の高い不動産屋が多いです。
2は、管理会社やオーナーメインの不動産会社に多い傾向があるため、お部屋探しには向きません。
3は、会社として電話の指導がされてないため、離職率が高い傾向があります。
電話対応が雑な不動産会社は、接客もいい加減です。
私が不動産会社を選ぶなら、口コミが良いところにいくつか順番で気になる物件の取り扱いを聞きます。
その中で一番電話の雰囲気が良いところに来店すればほぼ失敗することはありません。
まとめ
上記の点に気を付ければ不動産屋探しで失敗する確率を少なくできます。
福崎町だけでなく全国どこでも使えますので不動産会社選びの参考にしてみて下さい。